【プライムビデオで観れるおすすめ】口裂け女in L.Aの感想

映画のレビュー

ロサンゼルスにきちゃいました

たまにこうしたどうしようもない邦題の映画を観たくなるときがある。なんじゃそりゃと思ったそこの貴方、気持ちは分からないでもないけどまぁ読んでいってくださいな。

処刑ライダー”とか変な名前なのに面白いでしょ!貞子と伽倻子を戦わせるとかどんな発想だよ!とかね。

きっとこの映画もそんなノリで撮ったのかもしれませんが、なかなかどうしてか悪くない。

いや分かります。きっとこんなもの楽しめるのは私だけなのかもしれないってことは。

観ていて貞子が政権放送しているネタ動画を思い出しました。貞子・・・なんでジャパニーズホラーの金字塔からネタ枠キャラになってもうたんや。まあいいか。

これからの私には口裂け女がいるし。頑張れ!口裂け女!これからのホラー枠を牛耳るのは君しかいない!

あらすじ

ロサンゼルスの郊外。若者が噂話に花を咲かせる日常に、聞きなれない、いや耳障りな名前がそっと湧いて出た。

口裂け女…彼女話しかけられ、その答えを間違えると死ぬ。そんなありふれた噂。

結局フレディは悪夢に現れなかったし、ジェイソンも名前ばかり一人歩きしている。

今更誰もそんな話に耳を傾けなんてしない。でもほんの少しだけ、本当だったら面白いかも。

だが悲劇はいつだって突然なのだ。噂が広まり出した途端に起きた殺人事件。噂話に尾とヒレが付き、次第にそれは現実味を帯びだす。

はたしてそれは口裂け女の仕業か。それとも…

レビュー

マジかー。貞子に続いて口裂け女もハリウッドに進出しちゃったかー

映画のタイトルからアメリカのファンクな若者がノリと勢いで撮った映画かと思いきや、監督が日本人で日本の映画かよ!ってなりました。

内容としては週末に腐れ縁の友達と強めの酒飲みながらゲラゲラ笑いながら観る映画です。正直言って全然悪くありませんよ。

本気で作ったのにジュラシック・パークみたいになった初代ハリウッド版ゴジラなんかより全然好きな映画です。

口裂け女なんてタイトルうってますが、こっくりさんだったり陰陽師も出てきて、オムニバス形式な作りになっとります。

普段映画観ない人なら胃もたれしそうじゃないですか。でもそんな映画たちの愛おしさときたらですよ。こんなもの絶対予算が降りないのに。

でも視聴者の私はアメリカ人の俳優がこっくりさんの発音で手こずっているのを観て、この映画を観て良かったと思えました

こうしたバカバカしさを映像化できるのも映画の醍醐味なんですよ。そしてこんなものは巨額の予算が降りてしまうとできない演出なんです。

アメリカ人がこっくりさんの噂話をして、陰陽師がアメリカの街中で暴れ回って、そんなアホなと思いながら楽しみましょうよ。

ちなみに口裂け女は最後に少しだけ出てきます。勿体ぶってるわけじゃないですよ。リングの貞子と同じです。デザートは最後ってやつですよ。

まぁホラーでそれをすると怖いのが最後だけになってしまうわけですが、リングってそんな映画なのに死期が迫る感覚がいい感じに不気味でよかったよな〜。

この映画はそれをこっくりさんと陰陽師で補ってるのがまた可愛いポイントですね。ホント可愛いやつです。

口裂け女のCGはよくできてましたよ!

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